ヨーロッパ4か月17か国周遊してみた話

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【3日目①】圧巻のアルビ大聖堂!!【南仏ドライブ旅】

南仏ドライブ旅二日目の予定は、

アルビ大聖堂があるアルビ

天空の村コルド=シュル=シエル

(車返却後)要塞の街カルカッソンヌ

 というなんともファンタジーな感じの一日である。

 

連日借りている車は、泊っているAirbnbの家の近くに駐車させてもらったのでこの日は出発がかなり楽。フランスは(というよりヨーロッパは全体的に)路駐天国なので、2日ぐらいならその辺に泊めておけば大丈夫。ただ黄色の線が引いてある部分は駐車禁止なので注意。

 

早速カーナビをセットしてアルビへと向かう。

 

アルビは大きな街で、車や人通りもかなり多い印象だった。都会になればなるほど車を置く場所を見つけるのが難しく、何度か街をぐるぐるした後やっととめることができた。

この街は、13世紀以降カトリック・ローマ教会の権勢を振るっていたらしい。

その象徴であろうアルビ大聖堂(サント=セシル大聖堂)はゴシック様式の巨大な大聖堂で、2010年にはユネスコ世界遺産にも登録されている。

 

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まず入ったのはアルビ大聖堂ではなくて、近くにあるカトリック教会。ここは無料で入れる。なぜか外観の写真はない。

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写真を見ての通り、人はほとんど居なくてしんとしている。外は暑いのに教会に入った途端、ひやっとした空気を感じるのが心地よく、少し気が引き締まるのが好きだ。

 

陰になって見えない部分もあるけれど、近づくと中央のステンドグラスが美しい。

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そこから少し歩いたところにあるアルビ大聖堂。入ること自体は無料で、もう半分を見ようと思うと入場料が5ユーロかかるけれど、入る価値はある。頑張って外観をカメラの枠内に収めようと頑張ったけれど、大きすぎてなかなか上手く撮れず傾いている。とにかくでかい。左下に小さく写っている人を見ると、どれだけ大きいかが分かる。

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そして中に入った感想―な に こ れ す ご い・・・

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天井画のアップ。少し暗いけど。絵が細部に渡るまでみっちり描かれていて細かい。

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 側面の壁も全て絵で囲まれていて、教会の全体の迫力がすごい。丁寧にかつ細かく描かれたその絵、そして建物の装飾すべてが教会の権力を雄弁に物語っているようだった。圧倒的な美しさを前に人は平伏すしかないんじゃないだろうか、と思った瞬間。

 

 

街を歩きながら初めてフランスでクレープを食べた。

皆大好きヌテラ(ヨーロッパでは圧倒的に人気のあるチョコレートペースト)とバナナのクレープ。小麦が香る生地はもちもちで弾力があってめちゃくちゃおいしい。しかも大きくてコスパも良い・・・!

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そして次は天空の村、コルド=シュル=シエルへ向かう。