【2日目③】田舎村カルンナック、洗練られた街サルラ=ラ=カネダ【南仏ドライブ旅】
次に到着したカルンナックは想像以上の何ない集落で、小さな協会やギャラリーがあるだけ。正直この時間帯は暑さで本当に死んでしまうかと思うほど意識朦朧としていてあまり覚えていない…。
本当に何もないので、車の駐車に関しては全く心配なかった。
これがフランスのド田舎街なのか初めての風景に関心し、赤いレンガを眺めながら赤土がこの辺では沢山採れるのかなーなんて考えていた。
教会は(写真も撮ってないぐらい)こじんまりとた小さいところだけど、中のステンドグラスが綺麗だった。
街を朦朧としながら歩いていると、アートっぽいものを展示しているところがある。
あまりにも太陽の日差しが強いので、写真に写る空が白飛びしている。
カルンナックはもちろん観光客も少なく、穏やかで静か。というか街の人らしき人はギャラリーの受付にいた人ぐらいしか見ていない。熱すぎるからクーラーがんがんにして中にいたのかもしれない。
なんとか歩き終えた後、トイレに行くついでにスーパーを探した。
ところがどっこい、なんといってもスーパーはでかくて最高に楽しかったのだ。
なんならこの時から私たちはすっかり海外のスーパーにハマってしまい、到着してはまずスーパーを探すという日々を4か月間絶えず送ることになる。
(後から分かったことだけど、パリのスーパーは全て高価なので田舎町のほうが新鮮で旬なフルーツが信じられないほど安く食べれる)
車の中では、買ったバケットを手でちぎり車内をパン屑まみれにしながら、昨日買ったパテを付けて食べたりしていた。適当に買った定番商品らしきフォアグラのパテは、レバーっぽすぎて2人とも食べれない。
途中のスーパーでジャムやパン、水やマスカット、チェリーを購入。フルーツが安くて美味しくて幸せ。
3つ目の街はサルラ=ラ=カネダ。この街に向かう途中日本の共通の友人になんとなく電話する。カレーの動画を見れさせて既に日本食が恋しい事に気付いた。
サルラは凄く都会で華やかな街だった。洗練された雰囲気の、でも都会的過ぎないバランスの良い素敵な場所。
一応日本から調べて行ったけれど、南仏に関してはどの街もグーグル先生の写真は当てにならない。
実際に訪れてからその魅力に驚くばかりだった。
特にこういう(私たちからすると)辺鄙な所にある場所は特に。